ウェブ化するNDLSH

神崎正英氏のサイトから。

きのう行われた「ディジタル図書館ワークショップ」で使われた資料。内容を理解するには、図書館情報学セマンティック・ウェブの基本的な知識が必要かもしれません。

NDLSHとは「国立国会図書館件名標目表」のことです。図書館で使うシソーラスのようなもの、という説明でわかる人はわかるでしょう。最近は、NDLSHのような件名標目表をSKOSを使って記述する手法をよく見かけます。SKOSのようなRDFベースの技術を使うことによって、Web2.0的なサイトで登場するユーザが付けたタグ(フォークソノミー)と、件名標目表のような統制語彙を連結しやすくなります。詳しい話はいずれまた。

本当なら東京出張を延長して、「ディジタル図書館ワークショップ」に参加する予定だったのですが、どうしても稚内に戻ってこなければならない仕事があったので断念しました。とても残念です。

今回はじめて「図書館情報学」というカテゴリーを使いました。実は僕のメインテーマのひとつです。これからこのテーマについて、少しずつ記事を書いていこうと思います。